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【物流品質管理の必需品】Shock Eye 衝撃検知ツールとは?特徴やメリットを解説

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出典元:日本ビジネスロジスティクス

輸送中の衝撃や振動による製品損傷を防ぐために重要なShock Eye 衝撃検知ツールについて、実務担当者向けに解説します。

Shock Eyeを貨物に添付することで、輸送・保管中の落下等による衝撃の有無を可視化することができ、物流品質の向上に貢献します。この記事では、Shock Eye 衝撃検知ツールの特徴やメリットについて詳しく解説していきます。

また、以下の記事では輸送包装試験を行う際におすすめの会社を紹介していますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみるといいでしょう。

目次

Shock Eye 衝撃検知ツールとは?基礎から解説

出典元:日本ビジネスロジスティクス

Shock Eyeは、貨物に添付することで輸送・保管中の落下等による衝撃の有無を可視化することができる衝撃検知ツールです。衝撃発生時には中央の視認窓が赤変し、貨物が衝撃を受けたことを明確に示します。

警告ラベルとの併用で荷扱い作業者への注意喚起も可能で、乱雑な荷扱いによる破損トラブルを未然に防ぐ効果があります。特に、精密機器や壊れやすい製品の輸送時の品質管理に効果を発揮します。

Shock Eye 衝撃検知ツールの特徴4選

輸送する貨物の特性に応じて最適な衝撃検知が可能となるよう、様々な機能が備わっています。

6段階の感度レベルを使い分けることができる

出典元:日本ビジネスロジスティクス

貨物の重量に応じて6段階の感度レベル(10kg未満から100kg以上まで)を選択できます。各モデルには落下高さと衝撃値の基準が設定されており、例えばB90(10kg未満用)では落下高さ80~103cm、衝撃値85~100Gに対応します。

これにより、様々な業界の製品に最適な衝撃検知が可能です。

上下、左右、斜め、360度の衝撃に反応

独自の設計により、あらゆる方向からの衝撃を検知することができます。

1枚のShock Eyeで貨物の上下左右方向の衝撃を検知でき、必要に応じて側面と隣り合う面に追加で設置することで、より包括的な衝撃検知が可能となります。

使用直前まで安全に保管

背面にロック機構があるため、使用直前まで誤作動することなく安全に保管できます。出荷直前の貨物に貼付し、ロックを外すことで衝撃検知機能が作動します。

これにより、必要なタイミングで確実な衝撃検知を開始することができます。

荷扱い作業者に注意を喚起

警告ラベルと併用することで、荷扱い作業者への効果的な注意喚起が可能です。視認性の高い警告表示により、貨物の取り扱いに注意を促し、乱雑な荷扱いを防止します。

これにより、輸送中の破損トラブルを未然に防ぐことができます。

Shock Eye 衝撃検知ツールのメリット3選

Shock Eyeの導入により、以上のような具体的な効果が期待できます。

乱雑な荷扱いにより破損トラブルを未然に防ぐ

警告ラベルとの併用により、荷扱い作業者の注意を喚起し、乱雑な取り扱いを防止します。これにより、破損トラブルやクレーム件数が減少し、貨物破損時の保険求償手続きも減少します。

結果として、物流品質の向上と業務効率の改善につながります。さらに、作業者の品質意識向上にも効果があり、長期的な物流品質の改善が期待できます。

また、荷扱いの可視化により、作業手順の見直しや教育訓練の充実にも活用でき、組織全体の品質管理体制の強化につながります。

損害責任の明確化

輸送中の衝撃発生を可視化することで、いつ、どの工程で衝撃が加わったかを特定することができます。これにより、トラブルの原因究明が容易になり、適切な対策を講じることが可能となります。

また、損害賠償の責任所在も明確になります。特に、複数の輸送業者が介在する場合や国際輸送において、責任範囲の明確化は重要です。

このデータは、輸送業者との契約更新時の評価指標としても活用でき、より信頼性の高い物流パートナーの選定にも役立ちます。

物流改善への活用

衝撃発生データを分析することで、物流プロセスの改善点を特定できます。これにより、返品や再納品に関連する輸送費用や廃棄費用の削減が可能となり、物流品質の継続的な改善につなげることができます。

さらに、データの統計的分析により、季節変動や時間帯による影響、輸送ルートごとのリスク評価なども可能となります。

これらの知見は、物流戦略の立案や設備投資計画の策定にも活用でき、より効率的で安全な物流システムの構築に貢献します。

Shock Eye 衝撃検知ツールの使用方法

Shock Eyeを使用する際は、確実な衝撃検知のため、以下の手順に従って設置を行います。まず、Shock Eyeは貨物側面の見えやすい位置に貼付してください。特に貨物の右上に貼付することを推奨しています。これは、作業者が確認しやすく、衝撃検知の状態が明確に分かる位置だからです。

次に、設置のタイミングが重要です。Shock Eye背面にはロック機構があり、これを外すと衝撃に反応するようになります。そのため、荷造り作業が完全に完了した出荷直前の貨物に貼付することが必要です。これにより、不要な検知を防ぎ、輸送中の衝撃を確実に把握することができます。

基本的にShock Eyeは1枚で貨物の上下左右方向の衝撃を検知することができます。しかし、より詳細な衝撃検知が必要な場合、すなわち貨物の上下左右前後方向の衝撃をすべて検知したい場合は、側面と隣り合う面にそれぞれ貼付してください。この場合、合計2枚の貼付が必要となります。この2枚貼付の方法により、あらゆる方向からの衝撃を確実に検知することが可能となります。

衝撃検知ツールなら日本ビジネスロジスティクスのShock Eye がおすすめ

出典元:日本ビジネスロジスティクス株式会社
スクロールできます
項目詳細
会社名日本ビジネス ロジスティクス株式会社
所在地神奈川県横浜市神奈川区守屋町三丁目9番地 3号ビル2階
設立年1993年6月23日
公式サイトhttps://www.jbl.co.jp/

日本ビジネスロジスティクスのShock Eyeは、豊富な実績と信頼性の高い品質管理体制を備えています。6段階の感度レベルにより様々な製品に対応可能で、確実な衝撃検知を実現します。

また、技術サポートも充実しており、お客様の物流品質向上を総合的にサポートいたします。

特に、製品の特性に応じた最適な感度レベルの選定から、効果的な設置位置の提案、データ分析に基づく改善提案まで、一貫したサービスを提供しています。

さらに、ISO17025規格を取得し、国際規格に準拠した高品質なサービスを確保しています。

以下の記事では、日本ビジネスロジスティクスが対応している試験内容や会社の特徴などを紹介していますので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

まとめ:信頼性の高い衝撃検知ツールの活用に向けて

Shock Eyeは、物流品質の向上と破損トラブルの防止に効果的なツールです。適切な感度レベルの選択と設置により、確実な衝撃検知と品質管理が可能となります。

特に、クレーム件数の削減、損害賠償問題の解決、物流プロセスの改善など、多面的な効果が期待できます。日本ビジネスロジスティクスのShock Eyeを活用することで、より安全で効率的な物流体制の構築が実現できます。

また、継続的な品質改善活動にも役立つデータの蓄積が可能となり、長期的な物流品質の向上にも貢献します。

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