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【輸送試験】IMV株式会社はどんな会社?対応している試験内容や特徴を紹介

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出典元:IMV株式会社

輸送試験は製品が実際の輸送中にどのようなストレスを受けるかをシミュレーションし、品質を保証するために欠かせないプロセスです。そのため、試験を実施する会社の選定は、製品の安全性や信頼性に直結する重要なステップです。

数ある試験会社の中で、IMV株式会社は豊富な実績と技術力を持ち、安心して任せられる試験会社として評価されています。

本記事では、IMV株式会社の輸送試験の詳細や、その特徴についてご紹介し、試験会社選びの際に何を重視すべきかを解説します。ぜひ輸送・包装試験会社選びの参考にしてください。

また、以下の記事では輸送包装試験を行う際におすすめの会社を紹介していますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみるといいでしょう。

目次

IMV株式会社とは

出典元:IMV株式会社
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項目詳細
会社名IMV株式会社
本社大阪市西淀川区竹島2-6-10
設立1957年(昭和32年)4月17日
公式サイトhttps://we-are-imv.com/

IMV株式会社は、1957年に設立された、振動試験・計測・解析装置の製造および販売を行っているリーディングカンパニーです。

本社は大阪に位置し、関東や中部地方だけでなく、海外にも事業所を展開しているグローバル企業です。

IMVは、長年にわたる試験装置の開発で培った技術力とノウハウを活かし、単なるメーカーの枠を超えて、輸送試験をはじめとする様々な試験サービスを提供しています。

こうした背景から、輸送試験の分野でも信頼性の高いパートナーとして評価されています。

IMV株式会社の輸送試験

IMV株式会社は、製品の輸送過程で生じる振動や衝撃、落下といった物理的なストレスをシミュレーションする輸送試験を提供しています。

IMV株式会社の各輸送試験に関して、詳細を見ていきましょう。

振動・衝撃・落下、基本的な試験に対応

IMVの輸送試験では、製品が実際に輸送中に直面する振動、衝撃、落下などのシミュレーションが可能です。JIS規格でも多く採用されている試験項目に対応できているかは、試験会社の選びでチェックしておきたいポイントのひとつです。

IMVでは、輸送に伴う基本的な試験項目が充実していますが特殊な試験設備も保有しています。その一部を次の章で紹介していきます。

小型6自由度振動試験

IMV株式会社が提供する小型6自由度振動試験は、EV用バッテリーを対象にした試験機です。この試験では、振動をあらゆる方向から再現することができ、より実際の輸送環境に近い状況でのテストが可能になっています。

EVバッテリーのようなデリケートな製品が輸送中に受ける影響を正確に評価し、製品の信頼性と安全性を確保します。

フォークリフトの振動再現

IMV株式会社では、単軸の振動試験では評価が難しいフォークリフトの振動を、3軸加振でリアルに再現する試験を提供しています。この技術により、フォークリフトによる移動中に製品がどのようなストレスを受けるかを正確に評価することが可能です。

また、フォークリフトの振動再現だけでなく、トラック輸送時の振動試験も合わせて行うことで、輸送の全工程における振動影響を包括的にチェックできます。物流全体を通じた製品の耐久性と安全性を確保することができ、リスク軽減に大いに役立ちます。

IMV株式会社の輸送試験の特徴

IMV株式会社の輸送試験には、他の試験会社にはない独自の強みがあります。

ここからは、IMVの輸送試験における主要な特徴について詳しく解説します。

メーカーの枠を超えた試験サービス

IMV株式会社は、自社で製造している試験装置の提供にとどまらず、試験サービス自体も積極的に展開しています。製造メーカーとしての知識を活かしながら、幅広い業種や業界に対して高精度な試験サービスを提供しえいます。

メーカーとしての技術力と経験を背景にした輸送試験は、他社では難しい複雑な要件にも対応できるのが大きな強みです。

第三者機関からの認定所得

MV株式会社の試験所は、ISO/IEC 17025(JIS Q 17025)を取得しており、国際的に認められた高水準の試験能力を証明しています。ISO/IEC 17025は、試験所が技術的な要求事項を満たしていることを示す認定であり、信頼性の高い試験結果を提供するための基準となっています。

IMVが提供する輸送試験は、この認定を通じて、国内外の企業に対して高い信頼性と品質保証を提供しており、製品の輸出や海外取引にも安心して活用できる点が特徴です。

輸送・包装試験会社を選ぶ際に押さえておきたい3つのポイント

輸送試験を行い、品質保証・コスト削減を実現するためには、信頼できる試験会社を選ぶことが不可欠です。

ここでは、試験会社を選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントを解説します。

3つのポイントを1つずつ解説していきます。

実績ある会社か、第三者機関の評価や導入実績で見極める

試験会社を選ぶ際には、過去の実績や導入事例、第三者機関からの評価を確認することが大切です。

実績のある会社であれば、試験の精度や信頼性が高く、安心して依頼できます。また、ISOなどの認定を取得しているかどうかも、信頼性の指標となります。

試験実施から包装ソリューションまで、ワンストップで対応できるか確認

輸送試験だけでなく、包装の設計や改善提案など、トータルソリューションを提供している会社を選ぶことが重要です。

ワンストップで対応できる試験会社であれば、試験後の改善や最適な包装方法の提案までサポートしてくれるため、時間とコストの削減につながります。

必要な試験項目が揃っているか確認する

依頼する試験会社が、製品に必要な試験項目を網羅しているか確認することも重要です。

製品によっては、振動や衝撃、落下、湿度や温度など多岐にわたる試験が必要になるため、幅広い試験項目に対応できる会社を選ぶことで、すべてのテストを一貫して実施できます。

輸送試験を行うなら日本ビジネスロジスティクス株式会社がおすすめ

出典元:日本ビジネスロジスティクス株式会社
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項目詳細
会社名日本ビジネスロジスティクス株式会社
所在地神奈川県横浜市神奈川区守屋町三丁目9番地 3号ビル2階
設立年1993年6月23日
公式サイトhttps://www.jbl.co.jp/

ここまでIMV株式会社の輸送試験について詳しく解説してきました。IMV株式会社は、振動試験やフォークリフトの振動再現など、幅広い輸送試験に対応しており、その技術力と第三者機関の認定取得による信頼性が大きな強みです。

しかし、輸送試験の最終的な目的は、製品を守るための最適な包装設計にあります。試験だけでなく、包装の提案力まで求められる場面では、日本ビジネスロジスティクス株式会社の利用もおすすめです。

日本ビジネスロジスティクス株式会社は、輸送試験だけでなく、物流事業も展開しているため、物流全体を見据えた最適な試験と包装設計を提供できる点が特徴です。

また、米国ISTA(International Safe Transit Association)より認可された国内最大級のISTA認定試験所を有しており、国際基準に基づいた試験が可能です。

輸送試験と包装ソリューションをトータルでサポートしてくれるため、製品の品質維持と物流効率の両方を実現できる試験会社として、多くの企業に選ばれています。

以下の記事では、日本ビジネスロジスティクスが対応している試験内容や会社の特徴などを紹介していますので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

まとめ

輸送試験は、製品の安全性を確保し、輸送中のリスクを最小限に抑えるために重要なプロセスです。

IMV株式会社は、振動・衝撃・落下といった基本的な試験から、小型6自由度振動試験やフォークリフトの振動再現まで、幅広い試験に対応し、信頼性の高いサービスを提供しています。

また、第三者機関からの認定を取得しており、試験結果の信頼性が国際的にも認められている点も大きな強みです。

輸送試験を実施する際は、試験会社の実績や技術力、ワンストップでのサービス提供能力を確認することが重要です。

IMV株式会社は、その豊富な技術力と柔軟な対応力で、輸送中のあらゆるリスクに対応し、製品の品質を保護するための信頼できるパートナーと言えるでしょう。

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